2026年7月18日、WordPress 7.0.2のセキュリティアップデートが公開されました。

今回のアップデートでは、深刻な脆弱性1件と重要な脆弱性1件が修正されています。

脆弱性の中には、REST APIとSQLインジェクションの問題を組み合わせることで、リモートから不正なコードを実行される可能性があるものも含まれています。

WordPress.orgからも、対象となるサイトをできるだけ早く修正版へアップデートすることが推奨されています。

影響を受けるWordPressのバージョン

今回の脆弱性に対応した修正版は、次のとおりです。

  • WordPress 7.0系:7.0.2
  • WordPress 6.9系:6.9.5
  • WordPress 6.8系:6.8.6

WordPress 6.9系は今回発表された2件の脆弱性、6.8系はそのうち1件の脆弱性の影響を受けます。

WordPress 6.8より前のバージョンは今回の脆弱性の影響を受けないとされていますが、古いバージョンを使い続けても安全という意味ではありません。ほかの既知の脆弱性や、プラグイン・テーマとの互換性の問題があるため、適切な更新が必要です。

自動更新されていても確認が必要です

WordPressのマイナーアップデートは、通常、自動的に適用される設定になっています。

また、今回は問題の重大性を考慮し、影響を受けるサイトに対してWordPress.orgの自動更新システムによる強制更新も有効化されています。

ただし、自動更新が設定されていても、サーバーの状態や権限、容量不足、ほかのプログラムとの競合などによって、正常に更新されない可能性があります。

WordPressの管理画面などから、実際に修正版へ更新されているかをご確認ください。

アップデート以外に確認したい項目

今回のような重要なセキュリティアップデートでは、バージョンを更新するだけでなく、次の点も確認することをおすすめします。

  • 身に覚えのない管理者権限ユーザーが登録されていないか
  • 不審なファイルやサイトの改ざんがないか
  • 開発環境や検証環境も修正版へ更新されているかWebサイトが正常に表示されているか

特に、普段利用していない開発・検証環境は管理が行き届きにくく、更新が止まったままになりやすいため注意が必要です。

弊社で保守管理しているお客様へ

株式会社テックブリッジで保守管理しているWordPressサイトについては、修正版へのアップデート状況やサイトの動作、不審な管理者権限ユーザーが登録されていないかなど、必要な確認を実施しています。

対象となるお客様には、確認結果のご報告まで完了しています。

今後もWordPress本体、プラグイン、テーマなどのセキュリティ情報を確認し、必要な対応を行ってまいります。

WordPressの更新状況に不安がある方へ

WordPressのバージョンが分からない、自動更新が正常に行われているか不安、長期間アップデートしていないといった場合は、早めに現在の状態をご確認ください。

株式会社テックブリッジでは、WordPressサイトのアップデート、セキュリティチェック、バックアップ、動作確認などを含む保守管理を承っています。

WordPressサイトの管理やセキュリティについてお困りの場合は、お問い合わせください。


参考:WordPress.org 日本語「WordPress 7.0.2リリース」

投稿者プロフィール

北村 光太郎
北村 光太郎TechBridge Inc. CEO/Webディレクター/コーダー/講師
WordPressサイトの制作、保守管理、カスタマイズ、不具合修正を得意としております。
WordPressの公式カンファレンス「WordCamp Kansai 2024」「WordCamp Kansai 2025」「WordCamp Asia 2026」 スピーカー。
CSS Nite 朝までマークアップ2(2025年)出演。
4児の父。