稼働中サイトの99%以上には影響がないため該当サイトは少数ですが、2025年7月にWordPress.orgよりWordPressのバージョン4.1〜4.6のセキュリティアップデートの提供が終了するとの発表がありました。
2025年7月より、WordPress セキュリティチームは WordPress バージョン 4.1〜4.6 に対するセキュリティアップデートの提供を終了します。
これらのバージョンは、最初にリリースされてから9年以上が経過しており、現在稼働中の WordPress サイトの99%以上は、より新しいバージョンを使用しています。そのため、この変更があなたのサイトに影響を与える可能性は非常に低いと考えられます。
※WordPress.orgの公式アナウンス(2025年6月20日付)より引用
WordPress4.1〜4.6とは
WordPressコア(本体)のバージョンの名称です。
リリースから9年以上が経過している非常に古いバージョンです。
セキュリティアップデートとは
セキュリティ上の脆弱性を修正するバージョン更新です。
WordPressは最新のバージョンだけでなく、古いバージョンのバグやセキュリティ脆弱性が世界中のエンジニアや専門家によってチェック・報告され、修復されています。
私たちユーザーはそれらのバグや脆弱性の修復をバージョンのアップデートによって受け取ることが可能です。
今回のアナウンスは、2025年7月より該当するバージョンにおいてそのセキュリティ脆弱性を埋めるアップデートの提供を終了するとのことです。
もし該当する場合は
バージョンアップデートを行いましょう。
WordPressのバージョンアップデートは管理画面上で実施できます。
ただし、複数世代にわたるアップデートを一度に適用すると、利用中のテーマやプラグイン、サーバーのPHPバージョンとの互換性の問題で不具合が生じる可能性があります。
アップデート前には必ずバックアップを取得し、ステージング環境での動作検証を行ってください。
作業に不安がある場合は専門家へのご相談をご検討ください。
弊社でも対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
いつまでに対応が必要か?
対応は早ければ早いほど安全ですが、7月までに対応しないとサイトが壊れたり表示されなくなるわけではありません。
ご自身で対応される場合も専門家を探す場合も慌てず、落ち着いてご対応ください。
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